1.
マスター及び人材の撃破数を条件にした スクリプトの組み方の解説を行う。 マスターと人材では、使用するスクリプトが異なるので留意されたい。 人材の撃破数を表す変数は WinKz[%識別ID] である。 この変数を使用すれば、[識別ID]のキャラの 撃破数を判別するスクリプトが組める。 例えば、ある人材の撃破数が一定値以上になった場合に発生させるには WinKz[%人材A]>=n とすればよい。 これで、人材Aの撃破数が n の値以上になった場合に イベントを発生させることが出来る。 「けものもののけ」で使用されている WinKz[%ドルル]>=6 というスクリプトでは、ドールルの撃破数が6以上になったときに イベントが発生するように組まれている。 2.
マスターでは WinKz[%識別ID]という条件式は使えない。 ゆえに、人材の時とは別の条件式を組む必要がある。 マスターの撃破数を表す変数は Flag[a] (a=501+4x、x=勢力番号) である。 Flag[a] の a には、「501+4x (x=勢力番号)」 が格納される。 勢力番号1の場合なら、「501+4*1」となり、Flag[505]となり、 勢力番号1のマスターの撃破数の条件式となる。 7番のマスターならFlag[529]となる。 ただし256進数で256を超えるとFlag[528]に 繰り上げられる。 マスターの撃破数が一定値以上になった場合に発生させるには Flag[501+4x]>=n とすればよい。 これで、勢力番号xのマスターの撃破数が n の値以上に なった場合に イベントを発生させることが出来る。 3.
イベントスクリプトのサンプル。 ・マスターの撃破数が一定値以上になったときに マスターのいるエリアに新たなキャラが仲間になる。 (フラグ番号〇のイベントが未発生時に、 勢力番号xのマスターの撃破数がn以上の場合 マスターのいるエリア(本拠地)に △というキャラが加入する。)
・人材Aの撃破数が一定値以上になったときに 人材A’に進化する。 (人材Aがx陣営に所属している場合のみ発生。 あとは同上。)
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