1.
ゴート8世が使う「光竜剣」や、ブレッドの「海嘯撃」などに見られる 一直線系、貫通系、光竜剣系などと呼称される特技は 通常、敵に1回しかHITさせることが出来ない。 これを、ある特殊な方法を用いれば 複数回HITさせることができるようになる。 2.
光竜剣系の特技を多段HITさせるには 「Special Table」で特技の設定を行う際に 使用する画像の枚数を「1」とすることで可能になる。 ちなみに、光竜剣では「5枚」、ナイトメアでは「7枚」の 画像が使用されている。 「使用する画像の枚数」の項目を「1」とすることで、 多段HITする特技を設定することが出来る。 3.
上述の方法を使用すれば、光竜剣系の特技を多段HITさせることが出来る。 HITする回数の法則性も少し特殊なので、解説しておく。 この方法を使用とした場合、 技の使用者から遠くのユニットほどHITする回数が増える。 具体的には、HITする回数は 特技の使用者から離れているへクス数 (回) となる。 例えば、技の射程範囲が3の場合なら、 使用者の隣にいるユニットは技が1回HITし、 2へクス隣にいるユニットは2回HITし、 3へクス隣にいるユニットは3回HITする。 つまり、使用者の遠くに居るほど より多くの被害を被ることになる。 4.
実際に多段HITする特技を作成してみた。 一律でダメージが「1」となる特技を作成した。 通常ならば、光竜剣系の特技は1回しかHITしない。 しかし、多段HITする特技の場合は・・・ 特技の射程は「3」である。 よって、特技の使用者から最も近いユニット つまり左のユニットから、「1」「2」「3」のダメージを受ける。 今度は、射程「7」の特技を作成してみた。 技の使用者の隣にいるユニットは「1」のダメージを、 最も遠いユニットは「7」のダメージを受ける。 5.
この方法を用いた特技は、画像が1枚しか使えない。 実際にやってみると分かるが、通常の光竜剣系の特技とは違い、 「使用者が何かを飛ばして攻撃しているいる」ような印象になる。 弓矢系の特技に近い(というより酷似した)挙動となる。 しかし、弓矢系とは違い、画像は1枚しか使えないので グラフィックの面でいえば、いささか柔軟性に欠ける。 実際にこの特技を用いようと思えば、使う画像は 球体や、手裏剣などの左右対称のものを使うのが無難だろうか。 また、威力の調整も難しくなる。 1マス離れるとそれだけでHITする回数が増えるので 威力が途方もない数になりかねない。 威力がアベレージで10、射程が10の特技を作成した場合 スキルの使用者の隣のユニットのダメージは約10なのに対して 最も離れたユニットは約100のダメージを受けることになり、 その被ダメージは10倍も変わってくることになる。 下手をするとバランスブレイカーになりかねないので、 実際に使用する場合は、よく練ってから使用されたい。 |