1.
イベントに必須となる会話文のスクリプトについて解説する。 Window0およびWindow1で ウィンドウを指定する(会話文の時に表示される青枠)。 Window0 で上のウィンドウを表示し Window1 で下のウィンドウを表示する。 Conversation xで、勢力番号xのマスターの顔と吹き出しを表示し Conversation %識別IDで、識別IDのキャラの顔と吹き出し表示する。 なお、識別ID(キャラIDのこと)のかわりに、キャラNoでも代替可能である。 マスター、人材だけでなく、一般も可能。 顔絵が設定されていないと、ユニット絵を拡大したものが表示される。 FaceOut 識別IDで、当該の識別IDのキャラの顔を表示する。 Print 文字で文字を表示する。 基本的に、ひとつのウィンドウで、3行まで表示が可能である。 4行以上入力すると、綺麗に表示されなくなる。 Clearで、ウィンドウ内の文字を消す。 会話が4行以上にまたがる場合に使う。 WindowOn xで、ウィンドウをxの時間だけ表示する。 単位は「1/1000秒」らしく、WindowOn 4000で、4秒間表示するらしい。 なお、WindowOn 0で、クリックしないと 次の文章が表示されない、というものが出来る。 Window0 (もしくは Window1) と Size x,y (xは横軸 yは縦軸の長さを示す)で 顔を表示しない、青塗りのウィンドウが表示される。 WindowOffで、ウィンドウを消す。 2.
上記のスクリプトを組み合わせて会話文を作成する。 会話文には、ある程度のきまった形がある。 Window0/1 Conversation x Print 文字 Print 文字 Print 文字 WindowOn 0 WindowOff 上記のような形が基本となる。 これを組み合わせていき、会話文を作っていく。 3.
「けものもののけ」を例に、ゲーム上で どのように表示されるかを解説する。
上記のスクリプトでは、このように表示される。 この後、ウィンドウが消えイベントが終了する。 次に、以下のスクリプトを組んだ場合、
ゲームを動かした時の挙動は以下のようになる。 かなり冗長ではあるが。 この後、ウィンドウが消えイベントが終了する。 (イベント実行中のスクリーンショットを撮れなかったため 擬似的にこういう挙動になる、というのを表したものとなっている。 実際にゲームを起動中に撮影したものでないが、ご了承いただきたい) 4.
最後に、注意事項を羅列しておく。 ・イベントの最後に、WindowOff を入れることを忘れないこと。 以降のイベントに吹き出しが表示されたまま突入したりして かなり間抜けなことになる。 ・Window 0/1 の、 Window と 0/1 の間には半角スペースが入る。 全角だったりスペースをいれないとエラーとなる。 ・Conversation %識別ID の、Conversationと%識別IDの間には半角スペース。 %は半角。全角だとエラー。 ・WindowOn 0000(数字) の、WindowOn と 0000(数字) の間には半角スペース。 WindowとOnの間は開けない。 ・Print 文字 の、Print と 文字 の間には半角スペース。 ・Printの後に文字を入れず空白にしたい場合は、 Print の後に全角でスペースを入れる。 全角スペースを入れなかったり、半角スペースだとエラーの原因になる。 |